直径約30cm・・・常識のバナナの大きさとはかけ離れた見てびっくり!のバナナ。
アフリカで主食とされているこの変わったバナナを、愛知県立大学国際関係学科がプロデュース!
皆さんにも、ぜひこのバナナを一度興味を持って、食べていただきたく、このページを開設しました。


 
プランテンバナナとは、主にアフリカ中部で主食として食べられているバナナの一種です。 一般的な黄色のバナナと異なり、緑色でとても固く、大きい(30cm以上)のが特徴です。

芋のようにデンプン質なので、さまざまな料理に使うことができます。
食物繊維が普通のバナナ以上に豊富で健康に良いほか、熟して緑から黄色、黒色へ変色しても、きちんと保存をしていれば甘く熟して、一般のバナナのようにフルーツ感覚で食べることもできます。

日本での流通量は少なく、大都市の大型スーパーや輸入青果店でわずかに売られていたり、卸売業者から直接購入したりします。店頭販売であれば一本から購入することができ、相場は1本辺り200円前後です。
愛知県立大学外国語学部国際関係学科の学生達は、同大学内でも特に学内問わず様々な活動に積極的に参加しています。特に、異文化や多文化共生といったテーマに興味を持つ学生が多く、学科単位で外部のイベントに出展しようという動きが近年見られていました。

 そこで、2013年、国際関係学科の有志は、アフリカ地域研究を専門としている同学科の亀井伸孝准教授の助言の元、アフリカの食文化の発信(異文化理解)の場として、中部地区最大の国際交流イベントである、「ワールド・コラボ・フェスタ」にブース出展をし、そこでプランテンバナナを販売しました。

ただ販売をするのでは無く、多言語によるプランテンバナナを使った料理のレシピや、このバナナについての詳細な説明を展示することで多くの方に立ち寄っていただき、大好評でした。
 
 当学科のブログにて、このプランテンバナナについての説明や、実際にアフリカの人々が食べる様子、そして私たちが食べやすいようにアレンジした食べ方などを紹介していますので是非ご覧ください。

愛知県立大学国際関係学科学生ブログ
「料理用バナナを食べてみよう」
(別窓で表示されます。)

基本的には、
・固くて生では食べられず、包丁で切り込みを入れ、皮をむく
・茹でるなり、焼くなりして火を通す。ジャガイモやサツマイモと同じ要領で
・味付けをする(そのまま食べても殆ど味がしません)

という感じです。
取っつきにくい食材ではありますが、シンプルなので色々と応用が利きます。
先ほどから「芋のよう」と申していますが、
「芋みたいで、芋で無い」
という独特の風味と食感をかすかですが感じることできる面白い食材です。皆さんもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

では、本学科が「ワールド・コラボ・フェスタ2013」にて提供予定だった(詳細は前述)プランテンバナナを使った創作レシピを公開します。
簡単ですので皆様も、手に入れたら一度作ってみてくださいね。
 ・テキスト版
「アフリカ揚げ」
材料(4人分)
ホットケーキミックス 150g
砂糖 50g
卵 1こ
水 25cc
プランテンバナナ 1/2本

①ミックス、砂糖、卵、水を混ぜ合わせる
②ナイフを使い、プランテンバナナ皮をむく
③むいたバナナを小さく切る(0.5~1cm角くらい)
④それに①を加える
⑤スプーンを使って形を作り、180度の油で揚げる
⑥表面が十分なきつね色になった完成
・テキスト版
「バナナチップス」
材料(4人分)
プランテンバナナ 1本
サラダ油 適量
(以下はお好みの味付けにより)
塩 適量
キャラメルパウダー 適量
カレー粉 適量
ガーリックパウダー 適量

①ナイフを使い、プランテンバナナの皮をむく
②スライサーでスライスする(厚さ1mmくらい)
③重ならないように1枚ずつ油へ入れ、、揚げる
④ペーパータオルで油を切り、熱いうちにお好みの味付け

※透明になると揚げすぎになりますので気をつけてください。

 
   
 ・「料理用バナナを食べてみよう」
(愛知県立大学国際関係学科 公式学生ブログ)
→アフリカ研究が専門の本学科の亀井准教授が、実際に主食として食べられている中央アフリカへ赴いたときの現地でのプランテンバナナの料理の実態・様子や、日本で実際に調理をした記録など。併せてご覧ください。

「フレッシュプランテイン」
(デミコ・インターナショナル有限会社)
→プランテンバナナ販売をしている商社さん。本学科も販売の際はこちらで仕入れをさせていただきました。プランテンバナナについて詳細な情報を参照することができます。


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